シャピロ:交響曲,ダラピッコラ:タルティニアーナ 他 バーンスタイン=Col,ポッセルト(vn) (SMK60725)
曲目・演奏者
●[1] ロパトニコフ:管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.30
[2] ダッラピッコラ:「タルティニアーナ」(vn, Orc)
[3] シャピロ:交響曲 (クラシカル オーケストラのための)
■レナード・バーンスタイン指揮 コロンビアso [2]ルース・ポッセルト(vn)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} SONY*SMK 60725
発売:98年/録音:1953年/収録時間:74分
△バーンスタイン センチュリー・シリーズ △SBMリマスター △ディスク=Made in USA
コンディション
◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ部分的にあり 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイの右上角付近 (バーコード上) に小さな穴あり (カット盤)
録音データ・その他
☆[1,2]1953. 4,[3]1953. 3 以上NY・コロンビア30番街スタジオにおける録音。
−[1]のニコライ・ロパトニコフはロシア系アメリカ人作曲家 (1903- 76)。タリン (現エストニア) 出身。ロシア革命、ナチス政権に翻弄され、ヨーロッパ各国を転々とした後 1939年 アメリカに移住しました。[1]は彼がアメリカ市民権を得た1944年作曲。トッカータ, エレジエッタ (小エレジー), フィナーレの短い3つの楽章かなります。−[2]のルイージ・ダッラピッコラはイタリアの作曲家 (1904- 75)。[2]は1952年初演。4つの短い楽章からなりますが、いずれもタルティーニ作曲のヴァイオリン・・ソナタを現代的な和声をちりばめてアレンジしたものです。最初の3つの楽章は陰鬱な情緒ですが、終楽章はスケルツォ的な音楽。
−[3]のハロルド・シャピロ (シェイペロー) はロシア系 (ユダヤ系) アメリカ人 (1920- 2019)。バーンスタインは古くからの友人で [3]は1948年にバーンスタイン&ボストン響で初演されました。I. アダージョ − アレグロ (12'12),II. アダージェット (15'30),III. スケルツォ: ヴィヴァーチェ (5'19),IV: フィナーレ: アレグロ コン スピーリト (10'56) という4楽章からなります。新古典主義的な平明さの中に新味があるという感じですが、ストラヴィンスキー、あるいはバーンスタインを思わせる部分も。バーンスタインは抒情的な第2楽章を単独で演奏したことがあるとのことですが、まさしくこの楽章 バーンスタインの作風を思わせます。ふたりは互いに影響を受けていたのでしょう。
−[2]でヴァイオリンを弾くポッセルトはマサチューセッツ州出身の女流 (1914- 2007)。1928年 デビュー。その後 パリに留学してジャック・ティボーの薫陶を受け、1932年 ヨーロッパ・デビューを飾りました。主に戦前から戦後にかけて活躍しました。
−モノーラルながら広がりもあり 音質良好です。
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