ロス・アンヘレス(S)　＜歌の翼に＞ 名歌曲の世界 （TOCE3060）

曲目・演奏者

●[1] メンデルスゾーン：｢歌の翼に」Op.34-2
[2] グリーグ：｢君を愛す」Op.5-3， [3] ブラームス：子守歌 Op.49-4
[4] ドヴォルザーク：わが母の教えたまいし歌 Op.55-4
[5] マルティーニ：｢愛の喜び｣， [6] アーン：｢恋する乙女」
[7] ドリーブ：｢カディスの娘｣， [8] スタンフォード編：アイルランドの子守歌
[9] サデロ：シチリアの子守歌， [10] イラディエール：｢ラ パロマ (鳩)｣
[11] オヴァーレ：｢青い鳥｣， [12] ルーナ：｢スペインからやって来た娘｣
[13] チャピ：｢カルセレラス」　○全曲編曲＝ギャムリー

■ビクトリア・デ ロス アンヘレス(S)　フリューベック・デ ブルゴス指揮 シンフォニア オヴ ロンドン

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} To−EMI＊TOCE-13098
　発売：04年／定価：1300円／録音：1965年／収録時間：41分
△グランドマスター・シリーズ　△歌詞対訳掲載　△ライナーノート：小林利之
△HS-2088リマスター

コンディション

◇ディスク：A-/ 点キズわずかにあり / 外縁にスリキズ少しあり
◇ブックレット：B〜B-/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に軽い変色あり, 裏表紙他に薄汚れ少しあり
◇プラケース：B+〜B　◇オビ：A-/ 軽シワ少しあり / 薄汚れわずかにあり
◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり / 背表紙の赤色地に軽い色あせあり

録音データ・その他

☆1964. 4, 1965. 3 ともにロンドンにおける録音。
−スペインの名花 デ ロス アンヘレスによる愛唱歌集。独仏英仏西葡語を駆使しています。大作曲家の手になる可憐なメロディ、民謡風の素朴な歌、サルスエラの名歌等々…。音は古くなりましたが、可憐さと母性を併せ持ったようなロス アンヘレスの甘く温かで優しい歌声が心に染み渡ると同時に、後半の歌では古きよき時代に思いを馳せさせます。−LP時代からのわたしの愛聴盤。特にスペインや南米情緒とともにノスタルジー風味たっぷりの後半の曲目が好きで、ボレロの軽快なリズムとエギソティズムがめっぽう楽しい[7]、そしてハバネラの優しいリズムが心地よい[10]、ブラジルの歌で南国ムードがありながら、官能的でもあり、また子守唄のようでもある[11]など なんとも魅力的です。